各地の反対運動 神慈秀明会の返答

 このページは「虚偽の回答」の後篇です.先のページの一部も掲載しています.
 「各地の反対運動」について,私たちの知り得た現状が神慈秀明会の回答と異なったため,現状との違いを指摘した.それに応じて返答があったので紹介する.
 各都市の段で,赤字で示したものが前回の回答,青字で示したものが私たちの指摘を受けてからの回答です.
拠点 竣工  備考
松本 H19.5  反対なし
松本  当初地元住民の反対がありましたが、当初の土地において「反対なし」になったとの記載はございませんでしたので、この記述は抜け落ちていました。現在の建設地において反対はなく、地域との関係づくりに努力しております。現在の建設地の地元住民の方々には、ご理解を賜り深く感謝しています。
宮崎 H22.6  近隣住民を越えた反対運動が起った。何度か説明会を開き理解を得ようと努カしたが、全く説明を聞こうとせず、エ事の妨害にまで至ったため、やむなく宮崎地方裁判所に建物建築エ事妨害禁止仮処分を申立、約1ヶ月で仮処分決定の判決をいただいた。その後は順調に建設が進み、平成22年6月20日に竣工。竣工後は反対運動がなかったかのような良好な関係を近隣住民と築いている。
宮崎  当初地元住民の反対がありましたが、当初の土地において「良好な関係」になったとの記載はございませんでしたので、誤解を招きました。現在の建設地においては、良好な関係を築いております。現在の建設地の地元住民の方々には、ご理解を賜り深く感謝しています。
徳山 H24.1  当初建設を予定していた場所よりも好条件の土地が見つかり、平成24年1月21目に竣工。竣工後は反対運動がなかったかのような良好な関係を近隣住民と築いている。
徳山  当初地元住民の反対がありましたが、当初の土地において「良好な関係」になったとの記載はございませんでしたので、誤解を招きました。現在の建設地においては、良好な関係を築いております。現在の建設地の地元住民の方々には、ご理解を賜り深く感謝しています。

■まとめ
 松本市に関しては,全くのでたらめ.出版物が出ているほど有名な,激しい反対運動を神慈秀明会の責任者が知らないはずがない.それなのに「反対なし」と回答できるとは,呆れてものが言えない.
 この3か所に共通して言えることは,当初の建設予定地で激しい反対運動に遭遇し,そこを撤退し,現在地の人家のまばらなところに集会所・拠点を建設したということ.「激しい反対運動に遭遇した」ことは書かずに,別のところに移った,現在の反対運動のない状態を強調している.言わば自分にとって不都合なことは一切触れず,都合のよいことだけが書かれている.このような態度や行為が許されるのだろうか?

 そもそもなぜこのような「誤解」が,神慈秀明会で生じたのだろうか?意図的なものか,それとも神慈秀明会では回答に在ったように認識されているのだろうか?是非とも知りたい.

 若し私達が回答を真に受けて,いろいろと調査しなかったら,私たちは「誤解」したままであったことだろう.ネットと電子メールが使える時代で幸いであった.逆に言えば,少しネットが使える人物がいれば,簡単に見破られる虚偽の記載をしたのは,私たちが田舎者で,そのような機器を使える人物がいないとでも思われたのかもしれない.

 私たちを「誤解」させるような文書を公式な回答とすることは,私文書偽造の犯罪行為にはならないのだろうか?またこのような行為をする団体は一体どんな運営がなされているのか,はなはだ疑問である.当初から回答に神慈秀明会の公印が押されていないことに疑問の念を持っている.もしかして,訴訟になった際に「それは私どもの出した文書ではない」とでも主張されるのだろうか?

 建設計画を立てて公表する前に,地域住民の同意を得る過程を踏んでいれば,何ら問題になることはなかった.松本市では合計600万円も活動費として支出したり,宮崎では道路に障害物を置くようなこともなかったはず.神慈秀明会の事前調査がない故にあちらこちらで反対活動を引き起こしている.事前に地域住民の同意を得る過程を経ていないばかりに,建設予定地では時間と労力さらにお金が費やされる.地域住民はこのような支出をしても得るものはない,以前の状態にもどるだけである.

 これまでに拠点建設のたびに反対運動を引き起こしてきたのにも関わらず,事前に地域住民の同意を得ようとしない.学習しないのか?と疑問を持つ.>

 この回答は,窓口である名古屋支部から得られたが,本部の承諾を得たものであることは後日確認した.神慈秀明会としての回答でありながら,事実とあまりにもかけ離れている.文書を検査する責任者はいないのだろうか.実態を隠した,虚偽の回答と言わざるを得ない.不誠実以前の問題である.これは私たち対策委員会,いや両自治会に対する侮辱であり,怒りを禁じえない.
 一体どなたがこの文書を作成し,どなたが了解されたのか聞きたい.

  ■署名のお願い
 対策委員会では,印刷用紙の他にネットによる署名もお願いしています.
 下記までメールで,お名前と住所(番地は不要です)をいただければ幸いです.
 神慈秀明会伊勢拠点建設阻止 対策委員会
   
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 どうぞよろしくお願い申し上げます.

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