不可解な工事説明
■平成27年5月初旬伊勢拠点の建設業者である竹中工務店から,拠点建設予定地の近隣の住民(約10戸)に対して,「工事の説明」があった.お決まりのように「工事をしますので,近隣の皆様にご迷惑をおかけしないように努力します」「工事開始は2015年11月,完成は2015年8月」といったもの.この内容に問題点はない.
後に「説明対象が約10戸は少ない」と指摘したが,「(この当時は)自治会がなかったので,(とりあえず)近隣の住民向けに説明した」との返事.これについても全く異論はない,私たちの指摘が不十分であった.土地を購入する前に「住民説明会をすべき」であると言うべきであった.
あちらこちらで集会所建設に当たり地元の反対運動に遭いながらも,事前に地元の同意を得る姿勢が見られなかった.ここ中村町の拠点建設計画の前には,伊勢市前山町に建設する計画を持ち,地元との接触としてご遷宮を行う奉献団(注)に寄付をしている.皮肉なことにこれがもとで建設計画が明らかになり,地元の激しい反発を受けた.取り付け道路が車の擦れ違いができないほど狭く,拡幅工事も不可能とのことでここは建設計画を撤回した.建設予定地購入の前に,道路の拡幅が可能かどうかは調べなかったようだ.
ここ中村町の拠点建設は,住民に説明する1年前に土地の購入を済ませている.土地購入後に現地説明をした際に,前山町のような住民の反対運動は起こらないと考えたのか,もし反対運動が起きたらどのように対処するつもりであったのだろうか?
(注)伊勢神宮のご遷宮に際し,自治会を中心に形成される団体.2013年のお白石持行事では,伊勢市内を流れる宮川で白い石を集め,神宮に奉納する.その際に奉献団員はご神殿をま近に見ることができる.
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神慈秀明会伊勢拠点建設阻止 対策委員会
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